楓先輩大好きです!!!!!!
そんな事思って歩いていると、友達と仲良く笑いながら話している……
みずきがこちらに向かって歩いてくる。
どうやら気づいていないようだ。
なんならそのまま通り過ぎよう。
って思った矢先、みずきがいきなり前を向いた。
みずきは目を見開いて立ち止まった。
最悪だ……。
神様は意地悪だ。
こんなときにばったり会わせるなんて……。
俺は小さくため息をつきみずきに近づいた。
みずきが少し後ずさったのがわかったが俺は表情を崩さず
「……話あるから屋上いこ……」
と言って屋上へ向かった。
みずきがついてこなかったらなんてこと考えず無言で歩いた。
みずき……
来てくれるよな?