楓先輩大好きです!!!!!!
私が屋上からトボトボ降りると全力疾走で走ってくる凪沙に捕まった。
「な、なに!?」
私は息を整えている凪沙に声をかけた。
すると凪沙は大きな声で
「みずき!圭太君と付き合うって本当なの!?」
ピキン。
凪沙の声で廊下にいた全員がこちらを振り返った。
なにしてんの凪沙。
「そんなわけ……「そうだぜ!みずきと圭太屋上で抱き合ってたんだぜ!」
私の言葉を遮り、クラスの男子が大声で叫ぶ。
廊下には女子のキャー!って声が響いた。
私は耳を塞ぎながら後ろを振り返ると…
冷たい目をした、楓先輩が立っていた。