楓先輩大好きです!!!!!!

 みずきは涙を拭って真っ直ぐ俺を見つめて言う。


 「……告白されたけど…断りました。」


 えっ……。


 俺の思考が停止した。

 
 みずきは……


 俺を裏切ってなかった。


 嬉しい感情と同時に申し訳ない感情が込み上げてきた。


 「……ごめん。」


 俺は素直に謝った。


 俺の勘違いでみずきを泣かせてしまったのだから。


 「……先輩。」


 みずきは俺を見つめて微笑んだ。


 「私は楓先輩しか好きになれないんです。」


 ドキッ!!!!!!

 
 みずきは照れくさそうに笑う。


 あーもう何でそんなに可愛いかな……


 俺はみずきを抱きしめた。


 みずきに似合ういい匂いがした。


 俺やっぱりみずきが好き。


 「……みずきごめん。大好きだ。」


 俺はみずきにキスをした。

 
 みずきは俺を裏切ったりしないよな。


          END

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