【完】 Squall ~いくつもの恋をして~
みやちが心配してくれるのもわかる。
私の配属は企画部
「なぁ、第2セクションって新部署か?」
「え?そんなこと書いてある?」
みやちの手から紙をひったくりもう一度目を通す
確かに第2セクションと記載されている。
無言で目が合うみやちと私。
そのあとで
「それでも選ばれた人間しかいけない部署だ。光栄に思え」
この状況で無理に私を誉め讃えたみやち。
憧れの部署だとは聞いたことはある。
だけど行きたいと聞いたことはない。
行かないから憧れる
傍で見るにはいいよね。
行きたくはないけど凄いよね。
どの部門でも企画部なんて
そんな場所だ。
肉体と頭脳の酷使だ酷使