【完】 Squall ~いくつもの恋をして~
いつもなら「第1か?」とか
「どれだ?」とか聞くのに
何も見えなかったかのように通り過ぎた。
何?
考え事してたのかな。
あまり気にしないようにして私は第一へ行き指示をもらってフロアへ戻る。
ドアを開けながら課長の方を見たけど
視線がきたのはほんの一瞬。
そのまままたモニターに戻した。
何かあったのかな…。
課長のことが気になりながらもやるべき仕事は多い。
すぐに中村先輩にフィードバックして次の指示に従った。