【完】 Squall ~いくつもの恋をして~
「Lizはあいつがスキなんだね」
その言葉に顔が熱くなった。
「やっぱりそう思います?」
「自覚ないのか?」
サラダを口にしながらチラリとkennyの顔をみて
「多少はある」と伝えるとケラケラと笑う。
気づかないように視線で追ってる自分がいて、
他の人に向けている優しい瞳でも見てると幸せになって
欲を言えばこっちむけこっち向けってちょっとパワー送ってるような気もする。
だから今は結構ブルーなんだよねぇとビールを流し込む。