【完】 Squall ~いくつもの恋をして~
ジムにつくと着替えをし
久しぶりでワクワクとはしゃぐ私を大人の視線で見つめられ
「3つしか変わらないからね」
横目で睨んでおいた。
ラケットをスピンしてサーブは私。
左側のサービックボックスから思い切りサーブを打った。
パーン、パーンといい音が鳴り響く。
やっぱりkennyが打った球は重い。
「Liz上手いね」
「若さで戦う」
「3つだろ」
「3つもよ」
「さっきと言ってること違うだろ」
息を弾ませながら打ち合った。