【完】 Squall  ~いくつもの恋をして~



さよならなんて言葉じゃなく

「じゃ、先に行きます」


「あぁすぐに戻るよ」



ゲートの傍まできた課長とkennyとSalaとみやち。


握手を交わし


「I call you kenny from now on.」(これからはケニーって呼ぶね)


小声で課長に向かって囁くと4人が笑う。





「みやちの事お願いね。」


ゲートを入りながら笑うと


3人とも親指をたてて笑ってた。


「驚くほどキャリアアップしろよ。MBAも取得して頑張るって誓え」


課長は意地悪な顔。


MBAなんて言葉に思わず驚いたけど肩を竦めてとぼけて歩きだした。




あっ…


思いつき振り返ると



「You are already Kenny not the Section manager. I am waiting for you in Boston.」


(もう課長じゃなくてケニーよ。ボストンであなたを待ってる。)



大きな声で両手でハートを作りながら言うと投げキッスを飛ばした。







< 449 / 453 >

この作品をシェア

pagetop