委員長に胸キュン 〜訳あり男女の恋模様〜
「え? …………げっ」
なんと、僕は何も履いてなかった。と言っても、トランクスのパンツは履いていたけども。桐島さんにそれを見られてしまったらしい。僕は慌てて布団で下半身を隠した。
「ご、ごめん。向こうを向いててくれる?」
「う、うん……」
桐島さんは、向こうを向いてくれながら僕の分のお粥なんかをテーブルに置きはじめ、僕は急いでベッドから降りると、その辺にあったスウェットのパンツを履いた。
「ごめんね、変なモノ見せて……」
「う、ううん」
桐島さんの向かいに座り、僕がそう言うと桐島さんは顔をポッと赤く染めた。ちょっと言い方が変だったかな。
「うわあ、美味しそう。いただきまーす」
湯気の立つお粥をスプーンですくい、フーフーしてから口に含むと、熱々で柔らかいお粥の食感が口内に広がり、とても美味しいと思った。空腹だからなお更なんだと思うけども。
「美味しいよ」
「ほんと?」
「うん、とっても美味しい」
「良かった」
と言って桐島さんはにっこり微笑み、「私もいただきます」と言ってスプーンでお粥をすくい、僕と同じようにフーフーしてから小さな口にそれを含んだ。そんな彼女の仕種がとても可愛く、思わず僕はうっとりと見惚れてしまうのだった。
なんと、僕は何も履いてなかった。と言っても、トランクスのパンツは履いていたけども。桐島さんにそれを見られてしまったらしい。僕は慌てて布団で下半身を隠した。
「ご、ごめん。向こうを向いててくれる?」
「う、うん……」
桐島さんは、向こうを向いてくれながら僕の分のお粥なんかをテーブルに置きはじめ、僕は急いでベッドから降りると、その辺にあったスウェットのパンツを履いた。
「ごめんね、変なモノ見せて……」
「う、ううん」
桐島さんの向かいに座り、僕がそう言うと桐島さんは顔をポッと赤く染めた。ちょっと言い方が変だったかな。
「うわあ、美味しそう。いただきまーす」
湯気の立つお粥をスプーンですくい、フーフーしてから口に含むと、熱々で柔らかいお粥の食感が口内に広がり、とても美味しいと思った。空腹だからなお更なんだと思うけども。
「美味しいよ」
「ほんと?」
「うん、とっても美味しい」
「良かった」
と言って桐島さんはにっこり微笑み、「私もいただきます」と言ってスプーンでお粥をすくい、僕と同じようにフーフーしてから小さな口にそれを含んだ。そんな彼女の仕種がとても可愛く、思わず僕はうっとりと見惚れてしまうのだった。