LOVE or DIE *恋愛短編集*
屋台の海を渡り歩きながら、すれ違う浴衣姿の女子をつい目で追ってしまう。
こんなキョロキョロしてるのがバレたらまた2人にからかわれることになる、マズいな。
と、ハッと自分の行動に気付いた悠太は苦笑した。
手に持っていたステーキ串の油がたれてきて、歩きながら、慌てて食いつく。
「だっせえ、お前手ベトベトじゃん!」
そういう雅樹は、かき氷で舌が真っ青だ。
「鏡があったら見せてやりたいわ」
「えっ何!?俺なんか変!?」
実際に屋台を見たら目移りして、言っていたものとは違うものを買った悠太と雅樹に反して、純也だけは宣言通り焼きそばを買ってきた。
「あっ!お前ら何もう食ってんだよ。普通、席とって座ってから食うだろ!」
「ええ?歩きながらでしょ」
「焼きそばを歩きながら食えるか!」
覗き込んだ純也の焼きそばの上には青ノリがふってある。
あ!と思って警告する。
「ジュン、歯に青ノリつくぞ」
「悠太、何女みたいな事言ってんだ!」
一蹴された。
こんなキョロキョロしてるのがバレたらまた2人にからかわれることになる、マズいな。
と、ハッと自分の行動に気付いた悠太は苦笑した。
手に持っていたステーキ串の油がたれてきて、歩きながら、慌てて食いつく。
「だっせえ、お前手ベトベトじゃん!」
そういう雅樹は、かき氷で舌が真っ青だ。
「鏡があったら見せてやりたいわ」
「えっ何!?俺なんか変!?」
実際に屋台を見たら目移りして、言っていたものとは違うものを買った悠太と雅樹に反して、純也だけは宣言通り焼きそばを買ってきた。
「あっ!お前ら何もう食ってんだよ。普通、席とって座ってから食うだろ!」
「ええ?歩きながらでしょ」
「焼きそばを歩きながら食えるか!」
覗き込んだ純也の焼きそばの上には青ノリがふってある。
あ!と思って警告する。
「ジュン、歯に青ノリつくぞ」
「悠太、何女みたいな事言ってんだ!」
一蹴された。