とりたいもの。
大嫌いな人類、二人目
今日は何故か大嫌いな授業に出たくなった。
久しぶりに教室に行くと、クラスメイトがしんと静まり返った。
そら、何日も教室にさえ来なかった奴が、
急に授業に来るんだから。
「あ、雛深の話してた人だー。」
ふと、後ろの席の奴が話しかけてきた。
「雛深先輩が…?」
「おれ、壱沼 抹陽。 雛深の幼なじみなんだ。」
リアルでこんな自己紹介してくる奴は初めてだよ。
「ふーん…なんで、雛深先輩が俺のことを?」
「なんか、綺麗とかよく言ってるぜ」
この、抹陽は多分雛深先輩が好きなんだろう。なんか自慢してくる。うざい。
「まぁ、よろしくな!」
「別に。」
また、大嫌いな人類が1人増えた。
久しぶりに教室に行くと、クラスメイトがしんと静まり返った。
そら、何日も教室にさえ来なかった奴が、
急に授業に来るんだから。
「あ、雛深の話してた人だー。」
ふと、後ろの席の奴が話しかけてきた。
「雛深先輩が…?」
「おれ、壱沼 抹陽。 雛深の幼なじみなんだ。」
リアルでこんな自己紹介してくる奴は初めてだよ。
「ふーん…なんで、雛深先輩が俺のことを?」
「なんか、綺麗とかよく言ってるぜ」
この、抹陽は多分雛深先輩が好きなんだろう。なんか自慢してくる。うざい。
「まぁ、よろしくな!」
「別に。」
また、大嫌いな人類が1人増えた。