★甘えん坊な彼★~番外編~
「愁ちゃんの事は、好きだけど嘘ついたりするのは嫌っ!」
私が言う。
「だって…、1年生としか遊ばないから、つまんないー!」
愁ちゃんが膨れっ面をする。
「お姉ちゃん~…!!」
1年生が、泣きながら抱きついてきた。
「大丈夫ー??」
私は、背中をさする。
「ダメだって!夢璃は、俺のっ!」
そう言って、1年生をどけて抱きついてきた。
……君は何歳なの?
そうすると、1年生は
「……先生のところ、行こ~!馬~鹿!!」
そう言って女の子と教室を出て行った。
…何なんだ。
「バカじゃねーし!
…夢璃、独り占めー♪」
まぁ、愁ちゃんの機嫌が治ったからいいけど。