★甘えん坊な彼★~番外編~
「ってか、コイツ寝てんだけどキモくない!?」
寝ている男の子を指していった。
「ははっ…。」
笑う事しかできない私。
「そこまで、言う必要なくね?起きればいいんだろっ…!」
男の子が目を開ける。
バッチリ目が合った瞬間、格好いいと思った。
「ヤバい…!俺と付き合ってっ!」
え………?
「気にしなくていいからねー?」
女の子が言った。
そんなやりとりしてる内に入学式は、終わってしまった。
名前は、小山 遥香と桐谷 智希らしい。
遥香ちゃんは、私の前。
智希君は、私の隣に座った。
「名前はっ…!?」
智希君が言った。
「福島 夢璃だよ。」
「可愛すぎる…!名前も可愛いっ!」
「あ…、ありがとう。」