甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
酔った勢いで、部下と寝る女上司。
セクハラなのか、パワハラなのか・・・このまま会社に知られて・・・クビ?
その挙句、付き合っている一樹に知られ積み上げてきた時間が壊れていく。
・・・飲むんじゃなかった。
寝顔が可愛いから・・・ついつい。
「綾」
「は、はい」
このまま世間から抹殺コース。
「ダレにも言わない...ですよ、だけど・・・」
だけど?
「責任は、ちゃんと取ってくださいね」
そう言って城崎くんは、私の肩をポンと叩き閉じていた目を開けると口の端を持ち上げる小悪魔がニヤリと笑っていた。