甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
やっぱり・・・都合のいい女の事を指しているの?
もう情けない。
もう一度ため息を吐き、頭の中身を書き換えようと、この間、佐藤さんに頼んだサンプルが出来るのを頬づえ付きながら待った。
「葉月さん専務から電話入ってます」
ぼっとしていると専務からの電話に、ちょっと慌てて出る。
『葉月君、今大丈夫かな?』
『はい』
『プレゼンの話だが今週の金曜日になったよ。新しい下着の様子はどうだい?』
え、あと2週間もあるはずなのに
『専務どうしてですかプレゼンは2週間後のはずですよね?』