甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
約束された未来とかって言うけど未来なんて分からない。
やっぱり自分を1番に理解してくれる人か。
「所で、その話って・・・葉月さんの事じゃないですか?」
一人で納得しながら、おでんを食べていると佐藤さんがチラッと私を見つめ、そう言って来るもんだから心臓が、ありえないぐらい飛び跳ねた。
「へっはぁ・・・そ、そんな事無いわよ、今付き合ってる人と結婚しようって思ってるんだから」
飛び跳ねた心臓を落ち着かせようと佐藤さんに向けていた視線を
おでんに向け苦笑いをしながら豆腐を口の中に入れたのだった。