甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
でも言いたくなければ言わなくてもいいわよ。どうせ女の事とか、その辺の事だろうと思うけど・・・
人生で2度目の選択、1回目の選択は何だったんだろう?本当に城崎くんは、何を考えているのか分からない。
どんな人生を送って来たのかも知らない。
「聞きたいな・・・」
小さな声で言ってみたんだけど城崎くんの耳には聞こえて無かったみたいだった。
それなら・・・
唾を飲み込み、もう一度勇気を出し言ってみようとしたところで城崎くんをチラッと見つめると
頬を赤らめ正面を向きながら「オマエノコト・・・」そう聞こえてきた。