甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
・・・ピンポーン
スマホが止まったかと思うと今度は、チャイムが鳴り
ため息を吐いてから手に持っていたフォークをお皿に置いてマンションの覗き穴から確かめると一樹が立っていて急いで玄関を開ける。
「一樹どうしたの?」
一樹は、部屋の中に入ると同時に「寝かしてくれ」そう言って寝室に入り着ている服をパパッと脱ぎ捨てベッドに潜った。
一樹の職場は自分のマンションより私のマンションの方が若干近い。
近いって言っても、10分程度の事。
寝室に散らばっている一樹の服を拾い寝ている一樹に視線を落とす。