甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
ゴミ箱を引きずり出した所で城崎くんは、私の持っているゴミ箱を掴み
「イヤだとは、言わせない、ここで綾との関係を暴露してやる」そう言って城崎くんは息を吸い込むと口を開けた!?
「あ~オレと葉・・・」
ちょ、ちょっと待った!
急いで口を開けた城崎くんの腕を引っ張った。
「ヤ、ヤメテ!」
何人かの社員がこっちに振り向き私は、城崎くんを引っ張っていた手を離すとニカっと笑いボソッと呟いた。
「信じられない、私の立場分かってるでしょ?」
「だから?俺には関係ない」
拗ねた顔で言う城崎くんは、まるで子供のよう。