甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
旅行
次の日、目覚めると私は城崎くんに病院へ連れて行かれ結果何もなく一安心するも一樹の事を聞くと
「丁寧に帰ってもらったよ、綾が許さないって言うなら法的に処理するつもりだけど」
そう言って病室の椅子に座って私の手をギュッと掴んだ。
ありがとう。そう言いたかった。
3年付き合って来た好きな人の事を、たった1度の過ちで人生を台無しになんてさせたくなかった。
もちろん殴られた時は、怖かったけど、ちゃんと一樹のした不貞行為を認めさせ別れていれば、こんな事になっていなかったかもしれない。