甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
そんな訳無いわよね、でも城崎くんの考えは、間違ってる。
間違っているって事を証明するにも、この賭けにのって、ねじ曲がった、その根性を叩き直してあげるわ。
負けたとしてもデートするだけ痛くも痒くもない。
もしイヤなら、仕事が忙しいから断り続けている内に諦めるわよね?
「デートくらいなら、どおって事ないわ、その賭けのった」
ニコッと笑い目の前にある牛のタタキを取ると口に運び強かに笑った。