素っ気ない彼との恋
学校につくと七瀬君が下駄箱で、

靴を履き替えていた。

「七瀬君、おはよ。」

「‥‥‥‥‥‥はよ。」

な、な、七瀬君が!!返事してくれた!

もう今日1日中幸せになりそう。

「んじゃ、バイバイ。」

「‥‥‥」

次は‥‥無言ですね。。。

1ー1は校舎の左端、1ー5は校舎の

右端。

だから、下駄箱で会ってもすぐバイバ

イしなきゃいけないから、寂しい。

あーー、ダメダメ。

ポジティブポジティブ!!

ガラガラ

「愛梨おはよう。」

私は教室に入って一番に愛梨に話かけ

た。

「あー、莉沙おはよ~。」

「愛梨~聞いて聞いて!!

さっき下駄箱で七瀬君がいて、

おはようって言ったらはよって

返事してくれたの。かっこよかった

な~。」

「莉沙‥‥目がキラキラしてる。

よかったわね。あ、それと小嶋君が

中庭に来てって言ってたよ。

行っておいで。」

「なんだろ~、じゃあ行って

くるね。」

「ほいほーい。」

同じクラスの小嶋君か~。

なんのようだろ。
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