金魚玉







「ミサキ」



なんて声。

なんて愛情に溢れた声。

一度は私に向けられた。


綺麗なミサキという女性と寄り添う彼。

その手には花束と、小さな箱。


中身は見なくてもわかる。

私が夢見て

夢で終わった、ソレ。


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