素直になれないわたしの恋

昼休みになりわたしは体育館倉庫に向かった。
ほんとはミカとご飯食べたかったけど先客がはいっていた。

中に入ると数人の女子。
ほとんど関わりのない子ばかりだけど
「あんたユウコの彼氏に手ぇ出したんだって?」
「そぉやって人のものとって楽しいの!?」

あぁ、またこれか。
べつにユウコさんの彼氏さんとか知らないし。
パァンッ!

そう思ってるといきなり頬がヒリヒリした。
「あんたみたいな男好き消えればいいのに!」
「どーせ売りとかやってんでしょ!」

なんであんたたちにそんなこと言われなきゃいけないのよ。
こっちは男子と話したことなんて数回しかないっつーの。

イライラしつつも全ておわるまでわたしはじっと我慢した。

こんなのもう慣れた。

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