素直になれないわたしの恋
放課後
わたしは帰ろうと昇降口にいた。
ミカはバスケ部なので一緒に帰れない。
昇降口を出ようとするといきなり手を掴まれた。
「きゃっ」
後ろをみると昼間見た蓮と知らない男の子たちがいた。
「やっぱかわいー!」
「さすがクール美女だな。」
知らない男の子達は楽しそうに話していた。
え?ってか
「なんですか?」
急に手掴んでなんなんだろう。
何か用なのかな?
でも関わった覚えはないし…。
「お前さ」
すると蓮が口をひらいた。
「俺の女になれよ。」
……
「は?」
周りの人たちは楽しそうに笑っていた。
「蓮超いきなりなんですけどw」
「は?用件伝えただけだろ」
「いや、用件ってw」
皆は楽しそうに笑ってるけどちょっとまって
「いきなりなんですか?」
いきなり俺と付き合えとか意味わかんないし!
「とにかく、からかうなら他でやってください。じゃあ。」
そういってわたしはその場をさった。