夜の王様
「悪りぃけど、時間だわ」


「分かったぁ」


女はそう言うと、そそくさと服をきた。


その間俺はタバコを一服。


「じゃあ、また今度ねぇ?

店にも行くからぁ〜」


女は髪を軽く整え帰って行った。


はぁ、俺も準備すっか。


仕事に向かうためにシャワーを浴び、クローゼットからスーツを出す。

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