夜の王様
「…………はぁ〜…。

終わった……」


俺は溜まった仕事を一気に終わらせた。


タバコを一服し、ソファーに項垂れて居ると、


「光輝〜、お疲れ〜」


オーナーが事務所に入ってきた。


「オーナー…俺帰っていい?」


時刻は夜の10時半。


「おう、いいぞ〜!

ゆっくり休めよ」


オーナーに許可をもらい、財布と車の鍵を持って事務所を出た。

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