夜の王様
私を本当の娘のように愛してくれた院長先生。


兄弟のように一緒に育ってきた施設の子ども達。


だから、私は皆のためにお金を稼ぐことを決めた。


本当は高校なんて行かないで働きたかったけど。


1人暮らしをする条件として高校には行けと言われた。


だから高校に入って私はすぐバイトを始めた。


それは、服屋。


もともとファッションが好きだったから。
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