異端少女と少年達
「有難う御座います、日高さん」

俺が紙袋を受け取ったのを見て日高さんは「ん、じゃ、それ着ろよ」と言って部屋から出ていった。

紙袋から中に入ってる服を取り出した、俺は中の服に驚いた(全く表情に出ていないが)黒地に黒い色のレースのミニワンピースと薄紫色をした華と蝶の描かれた薄手のパーカーだった。

血を流し過ぎたのか身体が上手く動かなかったので、黒いミニワンピースだけ包帯だらけの身体を隠すように着た。

 
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