Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
「お目覚めか?」
怜様はバスローブ姿で寝室に戻って来た。
洗いざらしの黒髪は艶やかな雰囲気を醸し出す。バスローブの腰紐は緩めに巻かれ、胸元が肌蹴て見えた。
私は眠っている間に彼の厚い胸板に抱かれた…
官能的なキモチが身体の奥底から溢れ出す。
官能を求める私とは別に冷静な私は布団で自分のあられもない姿を隠した。
「今更、恥かしがるコトないのに…君の眠ってる間に、君の身体は隈なくチェックさせて貰った」
「最低…」
「確かに最低なコトをしたな。眠っている女に手を出すなんて…でも、どうしても…君に花嫁役を引き受けて貰いたかった」
「お断わりします…」
「俺と君が寝たのは事実。報酬はキチンと払うし、借金も立て替えてやる」
怜様はバスローブ姿で寝室に戻って来た。
洗いざらしの黒髪は艶やかな雰囲気を醸し出す。バスローブの腰紐は緩めに巻かれ、胸元が肌蹴て見えた。
私は眠っている間に彼の厚い胸板に抱かれた…
官能的なキモチが身体の奥底から溢れ出す。
官能を求める私とは別に冷静な私は布団で自分のあられもない姿を隠した。
「今更、恥かしがるコトないのに…君の眠ってる間に、君の身体は隈なくチェックさせて貰った」
「最低…」
「確かに最低なコトをしたな。眠っている女に手を出すなんて…でも、どうしても…君に花嫁役を引き受けて貰いたかった」
「お断わりします…」
「俺と君が寝たのは事実。報酬はキチンと払うし、借金も立て替えてやる」