Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
寂れ果てていた駅周辺が見違えるほど、綺麗になっていた。
舗装されたロータリーに屋根付きのバス停。
駅のそばにはヒノキの板張りで囲いされた雨よけ付きの足湯。
「おお~っ…足湯か…入って行こうか?」
「ええ~っ!?」
私は怜に手を引っ張られ、足湯に。
湯口は小川の小石をあしらった清涼感ある造りで、一度に16人ぐらい入れそうな広さだった。
怜はヒノキの腰かけに座って、スニーカーとくるぶしの靴下を脱いで、Gパンの裾を膝まで折りあげた。
そして、そのまま豪快に両足を湯の中に突っ込んだ。
「気持ちいい~っ」
怜の仕事でクタクタの身体は足湯に癒しを求めていた。
舗装されたロータリーに屋根付きのバス停。
駅のそばにはヒノキの板張りで囲いされた雨よけ付きの足湯。
「おお~っ…足湯か…入って行こうか?」
「ええ~っ!?」
私は怜に手を引っ張られ、足湯に。
湯口は小川の小石をあしらった清涼感ある造りで、一度に16人ぐらい入れそうな広さだった。
怜はヒノキの腰かけに座って、スニーカーとくるぶしの靴下を脱いで、Gパンの裾を膝まで折りあげた。
そして、そのまま豪快に両足を湯の中に突っ込んだ。
「気持ちいい~っ」
怜の仕事でクタクタの身体は足湯に癒しを求めていた。