Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
「今は胎嚢の状態で、赤ちゃんの形になるにはもう少し時間がかかります。でも、胎嚢は確認できたので妊娠は確定しています」
「胎嚢か…そうか…。性別なんてもっと先だよな・・・」
「当然です」
「これは貰っていいのか?」
「はい、この子は怜の子。大切に保管しておいて下さい」
「俺の子か…」
怜は瞳を細め優しげに写真を見た。
「夕食の準備します」
「いいよ、俺がするから…君は寝なさい…」
「子供が生まれたら、私と怜の生活も終わります。赤ちゃんの為に私の身体を労わるのはいいですが、それでは寂し過ぎます」
「紗…月?」
「怜が心配しなくても、調子が悪い時はキチンと休みます」
「胎嚢か…そうか…。性別なんてもっと先だよな・・・」
「当然です」
「これは貰っていいのか?」
「はい、この子は怜の子。大切に保管しておいて下さい」
「俺の子か…」
怜は瞳を細め優しげに写真を見た。
「夕食の準備します」
「いいよ、俺がするから…君は寝なさい…」
「子供が生まれたら、私と怜の生活も終わります。赤ちゃんの為に私の身体を労わるのはいいですが、それでは寂し過ぎます」
「紗…月?」
「怜が心配しなくても、調子が悪い時はキチンと休みます」