Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
オーダーが決まった所で、敦司さんが呼び鈴でボーイを呼んだ。


「!?」


クセのある前髪にクッキリとした二重の瞳。


「紗月?」


裕也がボーイとして働いていた。


「知り合いか?」
敦司さんが裕也さんを見つめる。


「え、あ…はい・・・」


「ふうん。それよりもオーダーを頼む」



裕也はもう東京には居ないと思っていたのに。


こんな場所で再会するなんてーーー・・・






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