Fake love(1)～社長とヒミツの結婚契約書～

「円さん達は？」


「阿川さんに送迎を頼んだ…」


「神楽坂は俺の大学のゼミの後輩だ」


「そうだったんですか…」


「神楽坂は君の元カレのコトを知ってるのか？」


「はい・・・」



「では、神楽坂に今日のコトを話おいた方がいいぞ」


「でも…」


私は敦司さんのアドバイスに言葉を濁した。