Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
「佑介!!?」


佑介と聖は二次会へとタクシーで新宿ゴールデン街に繰り出してしまった。


俺と敦司さんは二人を乗せたタクシーのテールランプが遠ざかるのを見守った。


「神楽坂お前はどうする?」


「敦司さんはどうします?」


「そうだな…お前には話があるから…もう少し付き合ってくれ」


「酒はこれ以上無理ですが、敦司さんに付き合います」


「私も酒は飲まない…男同士とカフェと言ってもなぁー」


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