Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
俺は1ヵ月半振りに『キャンディ』に足を運んだ。
「私の方から会いに行けば良かったんだけど…最近、店の方が忙しくて…」
愛香は元モデル。その持ち前の美しさで店のNO3キャバ嬢になっていた。
「この店のNO3らしいな…」
「まぁね…」
愛香は自慢するコトなく、謙遜した表情で返して水割りを作った。
「それよりも…怜…貴方にこれを返すわ」
愛香は俺に封筒を差し出した。
「これは何だ?」
「裕也が貴方の奥様から強請で奪ったお金よ」
「裕也?」
「裕也は私の今の彼氏なの。一緒に住んでるの」
「私の方から会いに行けば良かったんだけど…最近、店の方が忙しくて…」
愛香は元モデル。その持ち前の美しさで店のNO3キャバ嬢になっていた。
「この店のNO3らしいな…」
「まぁね…」
愛香は自慢するコトなく、謙遜した表情で返して水割りを作った。
「それよりも…怜…貴方にこれを返すわ」
愛香は俺に封筒を差し出した。
「これは何だ?」
「裕也が貴方の奥様から強請で奪ったお金よ」
「裕也?」
「裕也は私の今の彼氏なの。一緒に住んでるの」