Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
《29》何があっても…
―紗月side-
病室を出られたのは入院して3日目のコトだった。
予想以上に出血が酷く、一時は生死を境を彷徨った私。
槇村先生の迅速な対応で、母子共に命を取り留めた。
「槇村先生には感謝しないとね・・・」
「そうだな・・・」
安静の私は車椅子で赤ちゃんがいるNICUを訪ねる。私の車椅子を押すのは怜。
「怜は赤ちゃんと対面したのよね・・・」
「ああ」
私の鼓動は赤ちゃんとの対面にドキドキ高鳴った。
赤ちゃんの名前は…紗羅(サラ)。
私の頭の中でいくつか候補はあったけど、最終的には怜と二人で話合って決めた。
予想以上に出血が酷く、一時は生死を境を彷徨った私。
槇村先生の迅速な対応で、母子共に命を取り留めた。
「槇村先生には感謝しないとね・・・」
「そうだな・・・」
安静の私は車椅子で赤ちゃんがいるNICUを訪ねる。私の車椅子を押すのは怜。
「怜は赤ちゃんと対面したのよね・・・」
「ああ」
私の鼓動は赤ちゃんとの対面にドキドキ高鳴った。
赤ちゃんの名前は…紗羅(サラ)。
私の頭の中でいくつか候補はあったけど、最終的には怜と二人で話合って決めた。