Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
「ご馳走様でした…」


「回転寿司が夕食で本当に良かったんですか?」



「ええ…回転寿司ではなく、牛丼でもよかったですよ」


瀬川さんは私を怜様の住む高級マンションに案内。

彼は玄関先までで、中には入ろうとしなかった。


「この部屋で待っていれば…いいのね」


「はい、怜様は多分…10時ぐらいには帰宅するかと思います。それまでは一人で寂しいと思いますが、待っていてください」



「ありがとうございます…瀬川さん」



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