Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
私は小宮店長と一緒に店長室に入った。
「社長の方からの指示で、この結婚は当面…内密にとお達しがありました」
「はい」
「貴方の退職理由に関しては一身上の都合でよろしいですか?」
「え!?私…バイトクビですか?」
「クビと言いますか…」
「怜が私を辞めさせろと言ったんですか?」
「これは社長命令ですから…私には…」
従業員達には横柄な態度を取る小宮店長も怜の存在は絶対。
小宮店長を責めても仕方がなく、退職を呑んで素直に退職届を書いた。
「社長の方からの指示で、この結婚は当面…内密にとお達しがありました」
「はい」
「貴方の退職理由に関しては一身上の都合でよろしいですか?」
「え!?私…バイトクビですか?」
「クビと言いますか…」
「怜が私を辞めさせろと言ったんですか?」
「これは社長命令ですから…私には…」
従業員達には横柄な態度を取る小宮店長も怜の存在は絶対。
小宮店長を責めても仕方がなく、退職を呑んで素直に退職届を書いた。