Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
私はパックのご飯をレンジで温め、怜が鍋に湯を沸かして、レトルトカレーを温めた。
二人の共同作業で僅か5分で夕食は完成する。
「この別荘は怜のモノ?」
「元は父の別荘だ」
「へぇー」
「そう言えば…怜のご両親は?」
「二人とも死んだよ」
「そうなんだ…ゴメンなさい…何も知らなくて…」
「俺も紗月のコト、何も知らなくてゴメン…」
「いいのよ…」
怜は熱いカレーをフーフーしながら口に運んだ。
二人の共同作業で僅か5分で夕食は完成する。
「この別荘は怜のモノ?」
「元は父の別荘だ」
「へぇー」
「そう言えば…怜のご両親は?」
「二人とも死んだよ」
「そうなんだ…ゴメンなさい…何も知らなくて…」
「俺も紗月のコト、何も知らなくてゴメン…」
「いいのよ…」
怜は熱いカレーをフーフーしながら口に運んだ。