Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
「紗月…君は…俺のコト嫌いじゃ・・・」
「この契約を持ち掛けられ時…私は貴方を嫌いになった。でも、完全には嫌いにはなれなかった」
「・・・」
「私にも契約書を修正できる選択権を下さい…」
どうせ、子供を産むんなら…嫌いなオトコの子供なんて産みたくない。
子供を中絶する時の罪の重さを二度も味わった。
今も辛く悲しく、人を殺したのに…罪の償いが出来ない苦しさが私の心を痛ませる。
私は自分の罪を忘れないように水子供養にとスマホのストラップに観音様を付けていた。
「君はどんな風に書き直すんだ?」
「貴方の子供を産む私を愛して下さい…」
「紗…月」
「偽物でもいい、愛し合って子供を作りたいんです」
「この契約を持ち掛けられ時…私は貴方を嫌いになった。でも、完全には嫌いにはなれなかった」
「・・・」
「私にも契約書を修正できる選択権を下さい…」
どうせ、子供を産むんなら…嫌いなオトコの子供なんて産みたくない。
子供を中絶する時の罪の重さを二度も味わった。
今も辛く悲しく、人を殺したのに…罪の償いが出来ない苦しさが私の心を痛ませる。
私は自分の罪を忘れないように水子供養にとスマホのストラップに観音様を付けていた。
「君はどんな風に書き直すんだ?」
「貴方の子供を産む私を愛して下さい…」
「紗…月」
「偽物でもいい、愛し合って子供を作りたいんです」