キミと帰る道
作品のキャラでは。
すずちゃんは、私にとって理想に近い女の子として書きました。
友達思いで優しくて…そんな人ってすごいと思います。
それに、最初は諦めたりして弱くても少しずつ強く成長していく、というところも書きたかったんです。
光輝くんは、冷たくてクールな男の子。
それは人のことを覚えられなくて諦めて。
周りの人は、自分のことを覚えない光輝くんに、侮辱されるような気持ちになって。
だから〝観賞用〟とか言われて。
人に避けられたから冷たい男の子になったのかなあと思って。
だから、穏やかな声に柔らかい笑顔を見せる光輝くんが、本当の姿なのかなあと書きました。
優芽ちゃんはとにかくすずちゃんを支える存在を書こうと思って出て来て。
聖羅ちゃんは最初は性格の悪い意地悪な女の子にしようとか思ってたけれど。
優芽ちゃんと同じく、最後はすずちゃんを支える存在にしようと思いました。
わたしの頭の中で、彼らが出て来て。
気がついたら頭で話が出来ていて。
そしてなによりも。
最後まで彼らがわたしの頭の中で生きてくれたことが嬉しいのです。
そのおかげで完結させることもできましたしね(笑)
最後に。
長くなりましたが、更新を追ってくれた読者さま。
ここまで読んでくださった読者さま。
本当にありがとうございました!*
ぜひ、みなさまの素敵な感想をお聞かせくださいませ。
また次の作品で会えますように。
〜ファンの皆様に愛を込めて〜
2014.09.07.
二宮希望