キミと帰る道
◇8 淡い、約束と記憶
【◇8 淡い、約束と記憶】
(すず)
……がんばろうと決めたけど。
やっぱり聖羅ちゃんを見るたびに胸が痛むんだ。
どうすればいいかな。
でも…1度決めたことはちゃんとやり遂げたい。
フラれれば、スッキリするもん。
だからそのためにも…覚えて欲しいな。
「すずちゃん、優芽ちゃん!
今日もお昼4人で屋上で食べない?」
にっこり笑顔の聖羅ちゃん。
その、4人目は…藤谷くんか。
うーん…。
どうしようかなあ。
「藤谷くんに悪くない?
聖羅と藤谷くん、ふたりでラブラブして来なよ」
優芽ちゃんとアイコンタクトを取ると、優芽ちゃんは聖羅ちゃんに怪しまれないように言った。
…優芽ちゃんには感謝しきれないなあ。
(すず)
……がんばろうと決めたけど。
やっぱり聖羅ちゃんを見るたびに胸が痛むんだ。
どうすればいいかな。
でも…1度決めたことはちゃんとやり遂げたい。
フラれれば、スッキリするもん。
だからそのためにも…覚えて欲しいな。
「すずちゃん、優芽ちゃん!
今日もお昼4人で屋上で食べない?」
にっこり笑顔の聖羅ちゃん。
その、4人目は…藤谷くんか。
うーん…。
どうしようかなあ。
「藤谷くんに悪くない?
聖羅と藤谷くん、ふたりでラブラブして来なよ」
優芽ちゃんとアイコンタクトを取ると、優芽ちゃんは聖羅ちゃんに怪しまれないように言った。
…優芽ちゃんには感謝しきれないなあ。