生きている証ーそれでも貴方をー
ーーーーーー
安西先生
「じゃっお大事に~♪」

あれから残念な先生の回診を受け、残念な先生は去っていった。


看護婦
「フフッ、相変わらず安西先生はハイテンションね。」

この美人な看護婦さん(朝にもカーテン開けてくれた人)は、赤坂さん。


30歳らしいけど20歳前半に見える人。

優しくて仕事も出来る素晴らしい人だ。

どっかの残念な先生と違って。

赤坂さん
「ご飯とお薬よ。」

と渡されたのは、味気ない病院食。と10錠程ある沢山の薬。

飲んでも意味無いのに。


私はご飯を食べる気が起きず薬を飲んだ。

赤坂さん
「こらーっ、ご飯食べないとダメよ!」
と怒られる。

『薬がご飯です。』
10錠近くある薬を飲まされたらお腹いっぱいになるよね。

それに気付いたのか赤坂さんは悲しい顔をした。




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