生きている証ーそれでも貴方をー
‐‐‐‐‐‐‐‐――――――――学校
上機嫌で学校に行く。

遥『はよー‼』

俺は通りすがりの知らない生徒にまで挨拶するぐらい浮かれていた。


ドンッッ

遥『いてっ』

誰かに叩かれ...いや、殴られた方を見た。

奏「よっ!」

叩いた...いや、殴ってきた相原 奏多-aihara kanata-は俺の親友...友達だ。

奏「おいおい、親友だからね!そんな根にもつなってー」

遥『いてぇよ。力加減考えろ』

このお調子ものっぽい性格も考えようだな。

奏「ごめんってー、けどなんかお前今日機嫌よくね?」

ギクリこいつ...こういう時だけ勘鋭いんだよなー

遥『気のせいだろ』

奏「ふぅんー?で?」

ニヤニヤしながら見てくる奏多。

遥『は?で?ってなんだよ』

奏「なんかあったろーお前‼幸せオーラでてんだよ!

.......もしかして女か!?良い女がいたとか?」

お前の中の俺はどんだけ女好きなんだよ。

遥『ちげぇよ。もう女とは遊ばねぇし』

もともと女遊びは親父への反発の為だったしな。

奏「オイオイオイ、え?こいつ誰?まじで遥季?」

びっくりし過ぎだろコイツ

遥『まぁお前ならいいか。


......俺好きな奴出来たから』

そう言うと目ん玉が飛び出しそうになるくらい驚くコイツ。そんな驚くことかよ...





奏「はあああああぁぁぁぁあぁぁ!?」








うるさい.....















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