ユーレイくんの恋愛事情




「唯ちゃんが来てくれたのに、眠ったままなんて失礼ね」




寂しげな春子さんを見ると、申し訳ない気持ちでいっぱいになる…






「ごめんなさい!夏輝さんを、こんなにしちゃって…」



あたしが頭を下げると、驚いていた。





「違いのよ、唯ちゃん!唯ちゃんを攻めてるんじゃないのよ、頭を上げて」



ゆっくりと顔を上げると、困った顔をしていた。



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