ユーレイくんの恋愛事情




「私は嬉しいのよ」




え…


嬉しい…





「1人の女の子を守れるなんて、誇らしいじゃない」




ふわっと笑った春子さんは、すごく優しい母親の顔だった。




1ミリ足りとも怒ってないし、恨んでもないなんて…





どれだけ、心が広いの…



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