幼馴染みと、異世界に
「まず、救世主は500年に1度来ると言われています。」
500年に1度!?じゃあ私達の前にも……
「そうですね、日本の方だと…何回かいらっしゃいましたよ………小豆嶋様や花宮様更に橘様。」
「ってことは代々私達の家系は救世主になっていたってことぉ?」
「はい……3家一気に来ることは初めてですが」
「言うのを忘れていましたが……救世主はタリアと呼ばれています」
「あ、私知ってる!小豆嶋家に伝わるお話。…私のお母様のお婆様のひいお祖父様のお婆様がタリアというものになったけれど、タリアと言うものは何かわからないわかることは違う世界の救世主ということ………確かタリアについて詳しく教えてくれなかったとか言ってたわね」
「あぁ、そういえばそんな感じの話聞いたことあるな」
「そうねぇ……美緒ちゃんと聞いたのを覚えているわ」
………………そ、そうだっけ
「お前記憶力ねーな。」
「うるさいよ詩音」