忘れない1ヶ月の恋
龍太の温もりを感じた。
「....私、龍太のこと好きになっちゃったみたい....両親を亡くしてから、誰かを好きになることなんてできなかったのに....」
「小百合....俺も見たいだ。
俺も小百合のこと好きだ....はじめて見たときから....」
「はじめて見た時から?」
「一目惚れだったんだ....去年の夏、見かけたけどどうしても話しかけられなかった....」
嬉しくて、より強く抱きしめた
「龍太....東京行ったら会えなくなっちゃうんだね....」
「あぁ....もしかしたら、2度と帰ってこれないかもしれないんだ....秋田に....」