だから、肉まん。〔短編〕


俺はレジカウンターで頭を下げながら、肉まんを入れる紙袋はまだあったかな、と思った。



やたらと顔のいい男子高校生と、わりと美人な女子高生。



俺の中での“面白い人々”のなかにエントリーしている二人。



二人はたぶん、俺と同じ高1か、高2くらいだろう。





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